美しい日本語の中から、綺麗な熟語を創作文字で書いて見ましたので紹介していきます。
古くからある神秘的で美しい和の言葉がたくさんありますので、ぜひ御覧ください。
昔の人たちが、いろいろな思いを込めてつくり出した数多くの言葉は、座右の銘、書道、名付け等の参考になるかもしれません。

時雨(しぐれ)

秋の末から冬の初めごろに、降ったりやんだりする小雨。

光芒(こうぼう)

光のすじ。

鬼灯(ほおずき)

ナス科の多年草。

蒼穹(そうきゅう)

青空。大空。蒼天。


空蝉(うつせみ)

蝉の抜け殻。

玉響(たまゆら)

少しの間。ほんのしばらく。

浅黄(あさぎ)

薄い黄色のこと。

星宿(せいしゅく)

星座。


瑠璃(るり)

七宝(しっぽう)の一つで、つやのある美しい青い宝石。ガラスの古名。

瑠璃(うすぐも)

薄く広がっている雲。

紺碧(こんぺき)

真夏の日差しの強い青空の色のような深く濃い青色のこと。

萌黄(もえぎ)

黄色がかった緑。


艶姿(あですがた)

女性の美しい色っぽい姿。

華筏(はないかだ)

水面に群がった花びら。

玉緒(たまのお)

命。

久遠(くおん)

時が無窮なこと。永遠。また、遠い昔。


玲瓏(れいろう)

美しく澄み切っている。

胡蝶(こちょう)

チョウの別名。

恋君(こいぎみ)

愛する人。

微風(そよかぜ)

心地よい風。


若菜(わかな)

初春に採れる葉菜類のこと。

遅桜(おそざくら)

春の盛りを過ぎて、ほかの花が散ったあとに遅れて咲く桜の花。古来、その珍しさと哀れさが風流人に好まれた。

流転(るてん)

一つの状態にとどまらず、移り変わっていくこと。

土筆(つくし)

スギナの地下茎から出る胞子茎の俗称で、早春の土手やあぜ道などに群がって生える。


紺青(こんじょう)

暗い紫みの青。

悠遠(ゆうえん)

時間的・空間的に遥かで遠いこと。

露草(つゆくさ)

ツユクサ科の一年草で、道ばたでよく見られる。

芍薬(しゃくやく)

キンポウゲ科の多年草。


若紫(わかむらさき)

やや薄く明るい紫色の美称として用いられた伝統色名。『伊勢物語』『源氏物語』で言葉として用いられ、江戸時代には色名として登場している。

南天(なんてん)

ナギ科の常緑低木。

藤袴(ふじばかま)

秋の七草の一つ。

花宴(はなのえん)

花見の宴。


篝火(かがりび)

古来の照明器具の一つ。

窈窕(ようちょう)

美しくてしとやかなさま。

巫覡(ふげき)

神を祀り神に仕え、神意を世俗の人々に伝えることを役割とする人々を指す。女性は「巫」、男性は「覡」、「祝」と云った。